言葉かけ

ASD

息子に声をかけても、伝わらないこと…たくさんあります。
声をかけて3秒後に反応しなかったら伝わっていないとのこと。
そんなの我が家ではしょっちゅう!

今日も療育でなるほどと思うことや、今度試してみようと思うことがたくさんありました。

子供に伝わらない原因

・理解力の状態(発達指数DQ、知能指数IQ)
息子は、約1年前の検査ではDQ70でした。これの意味、恥ずかしながら今日知りました。
例:4歳DQ50 → 1歳くらいの発達
  10歳IQ70 → 7歳くらいの知能
平均が100とのこと。療育でもIQ130の子がいたとか!
小2くらいまでは1年半置きくらいに発達検査をするそうです。その後はIQが決まってくるとか。

・注意の問題(選択、持続)
ASDの子は(に限らないかもしれないけど)好きなことは、ずーっと集中できます。
全然飽きずにやれるのは本当にすごいことですが、人生で好きなことだけなんてことは無理なので…
まずは、苦手なことをどの位持続できるかを試してみようとのことでした。
ちなみに、幼児だと持って10秒らしいです。3秒くらいだったら、それ位しか話が聞けないってこと。

・独特な理解の仕方(独特な脳のタイプ・認知スタイル)
① 人と物への感度
定型児: 人 > 物
ASDの子: 人 ≧ 物
※(物 → ひらがな、アルファベット、数字など)
普通は人への興味がこんなにあるんだ…と驚きでした。 
1歳くらいのときは、本当に人に関心がなかったと思いますが、最近は保育園のお友達とかかわる事も多くなってきました。(成長とともに、人への関心も増えていきます)
物への関心は、定型児よりも伸びているので、さらに得意なところを伸ばしてあげられると良いなと思います。

②感覚の過敏さ、鈍感さ
息子は、過敏な方かなと思いますが、痛みに関してはどうだろう…転んだり、ぶつけたり、泣くときもあるけど、泣かない時もあるので、もしかして鈍感なところもあるのかなと思っています。
うんちしてても、気持ち悪くないところとか。
でも、鈍感な子は骨折していても泣かないそうです。

③暗記 > 理解
記憶力がすごいけど、理解に関しては弱いところ。
例えば、転んだ時に「痛い」と言わずに「大丈夫大丈夫」と言う子がいるらしいですが、それは大人が「大丈夫?」と声をかけるからだそうです。それを暗記していて、大丈夫と言ってしまう…でも痛そうにしている…
そういう時は、「痛かったね」と声をかける方が良いとのことです。

④視覚情報処理 > 聴覚情報処理
絵カードもそうだけど、やっぱり視覚的な情報を見せてからの方が理解してくれます。

具体的なかかわり

声かけするときは、
①子供の近くに行く(子供の注意をこちらに向かせる)
肩をたたいたり、ほっぺつんつんでもOK。

②結論から、短く、静かに声をかける
絵カードを見せたり、その物を見せたり。

③具体的な内容を選ぶ
ここでは、こんなイラストを描いてみてくださいと紙を渡されました。
1.りんご、2.星、3.きれい、4.きちんと
1と2は、みんな同じような絵を描くけど、3と4は何通りものパターンが考えられるので、子供には伝わりにくい。
私が描いたのは、こんな絵。

例えば、「お友達と仲良くしようね」と言っても難しい…「お友達が泣いていたら、いい子いい子してあげてね」とかなら分かりやすい。
私が良く言ってしまうのは、「ちょっと待っててね」。こういうのも、時計の針がここまで来たらね!とかの方が分かりやすいと分かっていても、ちょっと待ってて!って言っちゃう…少しずつ気を付けていこうと思います。

外出先で本当に待っていてほしいときは、待ちグッズを用意しておいてもよいとのことでした。
その時にしか与えられないおもちゃなら、10分くらい待てると思います。
ただ、YouTubeとかに頼るとやめられなくなり、癇癪につながるので、そのおもちゃもどんなものがいいか考えないとですね。

④1度に1つずつ
一度にいろんなことを言っても覚えられないので、一つずつ。
ただ、せっかちタイプは今のことをやってるときに、次のことを伝えると〇
逆にゆっくりタイプは、ひとつひとつが終わってから伝える。


なかなか、余裕がないと言葉かけもうまくいかないけど、なるべくなら子供が分かりやすい言葉で伝えていかないといけないなーと思いました。
また、変化などあったら記事にしたいと思います。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
スポンサーリンク
大容量無料ファイル転送【ACデータ】

コメント

タイトルとURLをコピーしました