幼児期の生活リズムについて

ASD

今回の早期療育での勉強会は、生活のリズムについてのお話でした。
まずは脳の話を簡単に聞きました。

①脳幹「生きている脳」
②大脳辺縁系「たくましく生きる脳」
③大脳新皮質「うまく生きていく脳」
④前頭葉、前頭前野「よりよく生きていく脳」

自閉症の子は3割が睡眠障害があると言われているそうで、息子も当てはまると思います。
とにかく寝なかったし、お昼寝もなかなかしない…
朝まで起きない子が羨ましいくらいです。

脳幹から外側に発達していくそうで、生活リズムを整えると、①と②が発達していくとのこと。
発語の部分にも関係しているので、生活のリズムを整えることはとても大事とのことでした。

幼児期における生活リズムの大切さ

①心身の発達・成長のため
・成長ホルモン → 骨や筋肉をつくる
  PM10:00~AM2:00に成長ホルモンが多く分泌されるので寝ていることがとても大事!

・メラトニン → 眠気、リラックス効果
  部屋を暗くすると出る。明るくなると減る。寝る少し前から電気を暗くして行くとメラトニンが分泌されて眠気を誘いやすくなる。

・副腎皮質刺激ホルモン → ストレス対応
  AM4:00~5:00に分泌される。寝起きに関係。お昼ごろになくなるので、午前中に学習や運動をやると良い。

②刺激を吸収しやすい状態にする
・快の状態を保つ。
・子供自身が一日の見通しを持てるようにする。

③昼間の活動に参加できるようにする

生活リズムを整える工夫

①現在の状況を知る
・生活リズム表をつけてみる。
 何時に寝て、何時に起きたか、お昼寝の時間、朝食、昼食、おやつ、夕食の時間、お風呂の時間など。毎日同じようなリズムで過ごしていることが大事。我が家では、毎日同じように過ごせるように心がけていますが、たまに夜中に覚醒したりするので、ズレるときもあります…夜中に起きてしまうと、私も起きていなければならないため、同じように寝不足になります😅

②睡眠に関する工夫
・起床時間、就寝時間、昼寝の時間を決める。
 朝は7:00までに起きる、夜は8:00~9:00に寝る、昼寝は2時間程度(3:00までに起こす)のが理想。
 夜の睡眠時間は10時間(±1時間)程度。
 
 例えば、朝7:00に起こすとしたら、親は15分前から起こす準備を始める。
 カーテンを開けて太陽の光を浴びる!天気が悪く暗かったら灯りをつけてもOK。
 冬は部屋を暖かくしてあげるなど…

 我が家では、カーテンをいきなり開けると癇癪につながったりするため、そーっと…
 マッサージみたいに、足をモミモミしてあげても、起きてくれます。

③食事に関する工夫
・朝食、昼食、おやつ、夕食の時間を決める。
 特に朝食は大事!パンよりもごはんの方がおすすめ。

④その他の工夫
・昼間の運動の工夫
 午前中に運動!太陽を浴びて、セロトニンを分泌させると、夜のメラトニンも多く分泌されるので眠れる。

たくさん外で遊んだのに寝ない…ってときは?
毎回同じ遊びをしていると、脳を使わないらしく、別の遊具で遊んだり、別のおもちゃで遊んだりすると脳を使うので、寝られるようになる。

息子も、同じもので遊んだりしがちなので、やっぱり刺激が必要なんだなーと。
でも、違うものになったりすると、嫌がったりするので、なかなか大人が思うようにはいきません…

気長にリズムを整えて成長を促していければよいなーと思いました。
ここのところ、発語は爆発的に増えているので、どんどん成長してできるだけ周りと追い付いていってほしい思いです。

にほんブログ村 子育てブログ 自閉症児育児へ
スポンサーリンク
大容量無料ファイル転送【ACデータ】

コメント

タイトルとURLをコピーしました